タイ商務省「サル虐待で不買はない」

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タイ商務省は、サルを使ってヤシの実を収穫することが動物虐待にあたるとし、米小売り大手ウォルマートがタイ製ココナツミルクの輸入・販売を禁止したとの一部報道を「サルを使った収穫は過去のもの。ウォルマートは禁止していない」と否定した。6月16日付バンコクポストなどが報じた。

米動物愛護団体PETAは、調教されたサルが1日最大1000個もの実を採らされたり、人を襲わないように歯を抜かれたりし虐待されていると、2020年に報告を行い、タイ製品の不買運動を訴えた。

これに対し、欧米の小売業がタイ製品の取り扱いを見送るなどしたことから、コロナ禍にあったココナツ産業が大打撃を受けていた。

タイ商務省によれば、ココナツミルクの年間輸出額は2021年は前年比10増の44億バーツで、欧米、アジア諸国、中東、アフリカなど世界各国に輸出されている。

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