ラオス人花嫁、スピード結婚翌日に結納金持ち逃げ

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タイ東北部ルーイ県ターリー郡で農業を営む男性(スティチャイ、29歳)が、結婚式の翌日、ラオス人の花嫁(シー、23歳)に結納金を持ち逃げされる事件が起こった。タイ字紙「デイリーニュース」が5月23日付で報じた。

ラオス人のシーは離婚したばかりで、スティチャイさんと同じ村に住むタイ人男性と再婚していた実母のニアンを、一人息子とともに訪ねてきていたところ、スティチャイさんが再婚相手としてちょうどいいのではないか、という話を持ち掛けられた。

5月17日、自宅で横になっていたスティチャイさんは親戚に呼び出され、シーに引き合わさせられたところ、スティチャイさんとシーはお互いに好意をもち、特にシーはスティチャイさんを大変気に入り、すぐにでも結婚したい旨申し出たことから、翌日に結婚式を行うことになった。

翌18日、スティチャイさんの実家でこじんまりとした結婚式が行われたのだが、その晩、シーは寝床に息子を連れ込み、スティチャイさんと三人で川の字になって寝ようとした。溜まりかねたスティチャイさんは息子が寝静まるのをまってからシーに迫ろうとしたが、「明日の朝、息子の学校の件で用事を済ませる必要があるから別の機会にしよう」と、シーにつれない態度をとられ、その晩は手も握らせてもらえなかったという。

19日朝、シーは実母と息子を連れて用事にでていき、用事から帰ってくると、別の用事でナコンパノム県に2~3日行かなければならないといい残し、また出て行ってしまった。

20日、スティチャイさんはシーに連絡をとろうと電話をかけたが、シーは電話にでてくれず、しばらくすると電話の電源を切られてしまい、その時になって自分は騙されたのだということに気づいたという。

一方、シーの母親は、再婚していタイ人男性の家から、現金、金のネックレス等を持ち逃げしていたという。

今回の事件について、スティチャイさんの母親は、一人息子がようやく結婚し、嫁ができてこれで家事も楽になると思っていたが、楽になるどころかストレスで食事も喉を通らず、夜も眠れないと嘆いている。

またスティチャイさんは、「まだシーを愛している。チャンスを与えたい。3日以内に戻ってこなかったら被害届を出す」と語っている。

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