タイ保健省は7月28日、バンコク在住の47歳のタイ人男性がサル痘に感染していることを確認したと発表した。タイ国内2例目で、19日に陽性が確認されタイ初の感染者となったナイジェリア人男性との接触歴は確認されていない。
男性は7月12日から高熱や筋肉痛、発疹などの症状を訴え、都内の医療機関で受診し検査を受けたところ、28日に陽性が確認された。現在、都内の医療機関に入院中。
同省によると、男性は西洋人男性と性交渉をしたと述べているという。西洋人男性の詳細は明らかにされていないが、2人はソーシャルメディアで知り合ったもよう。
男性は同居人が10人いることから、当局では同居人を濃厚接触者と認定し検査をするよう要請した。
タイにおけるサル痘の感染状況
- 7月19日サル痘感染のタイ第1号、タイ南部プーケットのナイジェリア人
- 7月21日
- 7月23日
- 7月28日サル痘感染タイ2例目、バンコクのタイ人男性 西洋人男性と性交渉で感染か
- 8月3日サル痘感染者タイ3例目、ドイツ人観光客の男性 タイ南部プーケット
- 8月5日
- 8月15日サル痘感染タイ5例目、ドバイから帰国したタイ人女性
- 8月24日サル痘感染タイ6例目、カタールから帰国したタイ人女性