日系企業の営業課長が12人と不倫、ソーシャルメディアを悪用

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テレビ番組で窮状を訴える被害者代表の3人

日系企業のタイ人営業課長(60)がソーシャルメディアで知り合った女性を「家族になりたい」などと体目当てで次々と口説き落としたものの、妻子持ちであることがばれ、被害に遭った女性12人の代表が7月17日午前10時、ノンタブリ県の弁護士事務所で記者会見を開いた。

現地メディアの報道によると、男は離婚経験のある子持ちの女性をターゲットに、電話番号を3つ、フェイスブックを8アカウント、インスタグラムを4アカウント、ラインを3アカウント使い分けるなどソーシャルメディアを巧みに利用し、それぞれの女性にアプローチ。

被害者代表の女性(57)によれば、男は「離婚して1人暮らしをしている。家族がほしい」などと言い寄り、日系企業の営業課長の働きぶりをアピールするなどしながら女性にこまめに連絡を取って信用させ、12人の女性と関係を持ったという。

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しかし昨年のバレンタインデーに、男からの愛の告白を女性がフェイスブックに投稿した際、男性から電話があり、「すぐに削除しなければ分かれる」と強く言われ、不審に思っていたところ、「その男には妻子があって、関係をもったら連絡をしてくれなくなる」という投稿へのコメントなどが多数入ったことから、これまで女性が兄に紹介しようとしても男が理由をつけて拒んできた意味を理解し、男とは距離を置いたという。

その後、女性はこれ以上被害者が増えないようライングループで被害者の会を結成。この男の被害に遭った40〜60歳の女性12人が集まり話し合った結果、知らずとはいえ女性らは不倫していたことになり正妻から訴えられる懸念があることから、今回弁護士事務所に相談し記者会見をするにいたったという。