盗んだ札束を「TikTok」で見せびらかし、金庫泥棒が御用

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8月11日深夜、タイ東部チョンブリ県の建材商社で現金など総額3200万バーツ以上を保管していた金庫が盗まれた事件で、タイ警察は12日、同県内に住むスリン県出身の無職の男(29)を窃盗の疑いで逮捕した。

現地メディアの報道によると、男は、犯行翌日、両手に札束をつかみ満面の笑みを浮かべる自身の映像をソーシャルメディア「TikTok」に投稿し、努力して稼いだお金などと語っていた。

この投稿をみたタイ警察がTikTokの男と防犯カメラの映像の男が同じ服を着ていたことや、投稿画像の札束がピン札しかなかったことを不審に思い、TikTokの男の住居を捜索したところ、盗まれた金庫に保管されていた現金22万バーツ、現金小切手3200万バーツ、犯行当時に着用していた衣服などを発見。

また、こじ開けられた金庫が住居近くの林の中から見つかった。

男は犯行理由について「お金がなかった」と供述、盗んだ現金は150バーツだけ使い食事をしたという。

警察によると、男には過去に数度の窃盗による逮捕歴があり、「TikTok」の過去動画で男が金のネックレスを見せびらかす動画などが見つかっていることから、警察では余罪があるとみて取り調べを進めるとしている。