妻の社内不倫相手の男性射殺、残業時間の工場内で

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9月10日午後9時ごろ、タイ東部チョンブリ県内のゴムシート工場で従業員の男性(45)が何者かに射殺されていた事件で、タイ警察は11日、同じ工場に勤務する保守作業員の男(45)を殺人容疑などで逮捕した。

現地メディアの報道によると、殺害されたのは同工場で生産部門のアシスタント・リーダーを務めていた男性で、事件当時、現場で残業をしていたところ、容疑者の男が男性の職場に侵入し、拳銃を男性に2発撃ち込み、倒れた男性にさらに7発撃ってから逃走する様子が防犯カメラの映像で確認された。

警察への供述によると、容疑者の妻も同じ工場に勤務しており、殺害された男性は容疑者の妻の上司で、過去に容疑者の妻と不倫関係になったことがあったが4年ほど前に話し合いを持ち、関係を解消したはずだった。

しかし、9日、容疑者は妻の銀行口座に男性から9000バーツが振り込まれているのを不審に思っていたところ、男性が車で同県内のショッピングモールに向かったのをみかけ、妻に電話をしたところ同じ方向に向かっていることを知り、2人はひそかに関係を続けていると容疑者は確信し犯行に及んだという。

殺害当時、殺害された男性の18歳の息子が現場に居合わせており目の前で殺害されていたという。また男性には生後5カ月の娘がいた。