こんな理由で撃たれてはたまらない。「配信の音がうるさい」——それだけで引き金を引いた男がいた!
5月11日夜、タイ北部チェンライ県トゥン地区のある住宅で、男がライブ配信動画の騒音をめぐって隣人を銃撃するという衝撃的な事件が起きた。被害者のシワコーン(24歳)は右腕に銃弾を受けて病院に搬送。一命は取り留めたが、容疑者の男はいまだ逃走中という。
警察の調べによれば、事件の前にも二人の間で騒音をめぐる口論があったという。「以前からトラブルになっていた」と近隣住民は語る。当日はシワコーンが自宅でライブ配信を行っており、その音量に激怒した男が銃を持って現れ、発砲したとみられる。
「ライブ配信文化」と「騒音トラブル」——タイ社会の新たな火種
タイでは近年、スマートフォンを使ったライブ配信が若者を中心に爆発的に普及。「配信ライブ騒音」をめぐるトラブルが各地で増加している。目撃者の一人は「撃たれた後も本人は意識があり、救急車を待つ間に自分で電話していた」と語った。
「スマホ一つで命を失いかけた」タイSNSで物議
この事件がFacebook上で拡散されると、「ライブ配信が原因で撃たれるなんて信じられない」「騒音は迷惑だが、銃で解決していい問題ではない」という声が相次いだ。一方で「タイには銃が多すぎる」という根本的な問題を指摘するコメントも多数見られた。チェンライ警察は容疑者の行方を追っており、防犯カメラ映像の解析などを進めている。ライブ配信の騒音で撃たれる——テクノロジーと暴力が交差した現代タイならではの悲劇だ。「音を下げてほしい」の一言がなぜ言えなかったのか、容疑者に問い詰めたいところである。