タイ国防省の施設前に設置されていた同省のシンボル像が盗まれているのが7月29日、明らかになった。ガードマンの男性が29日早朝に像が亡くなっていることに気づき警察に通報した。
盗まれたのは「コチャシー」と呼ばれる、ゾウの頭とライオンの体をもつ伝説上の動物の像で、高さ25センチ、幅20センチの金属製の像で、バンコク北郊ノンタブリ県のパククレットにあるタイ国防技術研究所の前に設置されていた。
タイ警察では、28日夜に同施設の前を30代くらいの男がバイクで旋回しているのを防犯カメラの映像で確認しており、「近日中に犯人を逮捕できる」としている。