タイ東北部ルーイ県プークラドゥン郡シーターン村で、村長のアシスタントを務める女性(33)が自宅の寝室で上半身裸の他殺体で見つかった事件で、タイ警察は8月23日、同じ村に住む男(40)を強盗殺人容疑などで逮捕した。
現地メディアの報道によれば、殺害された女性は父親(67)が経営する雑貨屋兼自宅で父親と2人で暮らしており、23日午前4時ごろ、普段は市場に買い物に行く時間に娘が起きてこないのを父親が不審に思い寝室に行ったところ、上半身裸で死んでいる女性を見つけ警察に通報した。
事件当日午前1時ごろ、就寝していた父親は物音で目が覚めたため、家の中を確認したが不審なものは見つからなかったため再び床に就いていたという。
警察によると、殺害現場となった寝室は、窓が開けっぱなしになっており、物色された痕跡があり、現金8000~9000バーツが盗まれていた。
また女性の遺体には首を絞められたような跡が残っており、警察が検死を行う予定。
殺害された女性の父親によれば、容疑者は2カ月前に雑貨屋に泥棒に入っていたが、仲裁が入って和解したため警察には届け出ていなかったという。容疑者は犯行を否認している。