タイ観光局、観光大国復活へ目標

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タイ国政府観光局(TAT)は、コロナ禍で低迷する観光業の復活を目指し、ホテル稼働率、旅行支出、航空機搭乗率の3本を柱とする目標を明らかにした。

24日付バンコクポストによれば、ホテル稼働率については、2020年14%、2021年29%、とコロナ禍で低迷してきたが、2022年は50%まで大幅改善を目指す。
旅行支出については、旅行者一人当たりの平均支出を、現行27,000バーツ/人から62,580バーツ/人まで大幅に引き上げる狙い。プーケット・サンド・ボックスの実績では60,000バーツ/人となっており、高付加価値の観光セグメントに焦点をあてることで実現可能だとした。

その他、航空機搭乗率については、航空会社各社と協力し、70%以上を確保することを目指す。

一方、ユタサック局長は、コロナ規制としてタイ渡航時に申請が義務付けられている「タイランドパス」について、「(空路入国の場合、タイ人同様に)外国人への適用も撤廃してほしい。ワクチンの接種証明やコロナ保険の有無は航空会社が確認できる」との考えを示した。