ギャンブル依存症の女性教師、軍資金の捻出を拒否した父親を恨み放火

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全焼したチーク材の住宅

9月23日午後4時ごろ、タイ北部ナーン県ムアン郡のチーク材作りの高床式住宅で火災があり全焼した。消防隊が消火作業にあたり1時間ほどで鎮火した。死傷者はいなかった。

現地メディアの報道によると、火災は放火によるもので、タイ警察は、全焼した住宅に住んでいた同県内で教師を務める女性教師を火災現場で逮捕した。

女性教員の親戚によれば、女性教師は大学で修士号を取得した後、バンコクの学校で教師をしていたが、3年前に実家に戻り、父親と2人で暮らしていた。

しかし、女性教師はギャンブル依存症で、オンラインカジノの軍資金のため闇金を利用するなどしていたことから、借金返済のため父親に田畑を売却するよう強要するなどしていたほか、親戚中から借金をしていたという。

今回の火災発生の直前には「資産を売却しないと実家に放火する」と父親を脅迫していたといい、カジノの軍資金の捻出を拒否した父親を恨み放火したものとみられている。

タイ警察に連行される女性教師
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