バンコク都庁（BMA）は10月４日、潮位上昇によって今月５日から13日にかけて河川が氾濫する恐れがあると洪水警報を発出した。
都庁によると、チャオプラヤー川上流から流れ込む水量の増加やモンスーンの影響による大雨も河川の水位を上昇させており、チャオプラヤー川の水位が1.7〜２メートル上昇する恐れがあるという。
タイ天然水資源局（ONWR）では、タイ中部ロッブリ県のパーサック・チョンラシット・ダムなどが連日の大雨に対応するため放水量を増やしているため、チャオプラヤー川とパーサック川沿いに住む住民に洪水に注意するよう呼び掛けている。