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バンコクの中華街で「中国元しか受け取らん!」タイ語も日本語も英語もお断り——中国人経営の店で起きた異常事態

またやってくれた。今度は「タイバーツお断り」だ!

バンコク・ホワイクワーン地区の中華系飲食店で、驚くべき事件が発覚した。その店は中国人オーナーが経営しており、なんと「中国元(人民元)以外は受け付けない」というポリシーを徹底していたというのだ。

「えっ、バーツが使えないの?」――顧客が絶句

現地メディア・カオソッドが報じたところによると、ある中国人男性客がこの飲食店を利用した際、会計でタイバーツを差し出したところ、店員から「うちは人民元しか受け付けません」と言われた。

男性はタイに在住する中国人だったが、手元に人民元がなかったため、支払いができない状態に陥った。「ここはタイだろう?」という至極まっとうな疑問に、店側は「うちのルールなので」と取り合わなかったという。

タイの法律では、タイ国内での商取引において、タイバーツでの支払いを拒否することは原則として認められていない。専門家は「明確な法律違反の可能性がある」と指摘している。

「タイ国内で人民元経済圏」――ネット上では怒りが爆発

この出来事がSNSで拡散されると、タイのネットユーザーたちは一斉に猛反発した。

「タイに住んでいるのにタイバーツを使わないのか」「これは明らかにタイの法律違反だ」「このような店は営業停止にすべきだ」といった批判コメントが殺到した。さらに「ホワイクワーン周辺には同様のルールを設けている中国系店舗が複数ある」という証言まで相次ぎ、問題は一店舗にとどまらない可能性も浮上している。

「タイ国内に中国の経済圏を作るな」「観光客が来なくなったらどうするつもりか」という声も多く上がった。タイ経済省や商務省への通報を呼びかける投稿も広まっている。

増殖する「中国人向けのタイ」

バンコク都内では近年、中国人経営の店舗が急増しており、中国語のみの看板、中国語しか話せないスタッフ、そして今回のような「人民元専用」の会計システムを導入する店まで現れている。タイ当局は、こうした「並行経済圏」に対する規制強化を検討する必要に迫られている。

タイ商務省の関係者によれば、「タイ国内の商業活動において、タイバーツでの支払い拒否は通貨法に抵触する可能性がある」として、調査を開始したとされる。

タイに来て「タイバーツが使えない店がある」とは、誰が想像しただろうか。バンコクのど真ん中で静かに進行する「人民元侵略」——タイ政府が本気で手を打たなければ、気づいた時には手遅れになっているかもしれない。

タグ:中国人経営, 人民元, バンコク, ホワイクワーン, タイバーツ, 外国人問題, 法律違反

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