9月28日午前、タイ東北部ナコンパノム県タートパノム郡で、メコン川に浮かんでいたスーツケースの中から女性の遺体が発見された。
現地メディアの報道によると、遺体発見現場はメコン川の河岸にある船着き場で、2~3日ほど前から船着き場近くに浮いていた黒いスーツケースが船着き場に引っかかるなどしたため、メコン川の保安当局がスーツケースを回収。
腐敗臭がしたため、スーツケースを開けると、黒いビニール袋の中から遺体がみつかった。
遺体は黒いビニール袋に入れられ、うづくまるように大型のスーツケースに押し込まれていたという。
そのほか、スーツケースの中からは、スーツケースを沈めるために使用されたとみられる大きな石の入ったバッグがみつかった。
警察による検死の結果、遺体は40歳前後の女性で、身長はおよそ160センチ、髪型はロングヘアー、半袖のTシャツとジーンズを着用しており、少なくとも死後5日経過しているものとみられている。
顔には鈍器で殴られたような外傷が確認されたが、それ以外の部分に外傷は確認されなかったという。
身元が確認できるものはみつかっておらず、警察では、手がかりとなる情報の提供を求めるとともに、女性が何者かに殺害されメコン川に遺棄されたものとして、今後、殺人事件として捜査をすすめるとしている。
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