学校不祥事相次ぐ、公立校の副校長が女子高生に強制わいせつ

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パウィナー財団の代表パウィナー氏に被害を訴える女児の母親

副校長が職員室で女児のスカートに手を入れ、、、、

女性や児童の人権保護を行うパウィナー・ホンサクン財団は9月28日午後7時、都内クローンサムワー区バンチャンにある公立高校に通う発達障害児の女子児童(17)が副校長から強制わいせつ行為を受けたして、保護者から支援要請を受け、同日午後8時、女児と保護者を伴い、都内バンチャン警察署で被害届を提出した。

現地メディアの報道によれば、事件が起こったのは27日午前11時ごろで、副校長が「大事な話がある」などといい女児を職員室に呼び出すと、「休日に食事に行こう」などと女児を校外に誘いだそうとした。

職員室で携帯電話のポルノ画像を女児に見せる

しばらくして副校長は話すのをやめると、携帯電話を取り出し、ポルノ写真を女児に見せた。

驚いた女児は職員室から出ていこうとした。

すると、副校長は後ろから近づき女児を抱きしめると、スカートの中に手を入れ、女性器をいじるなどしたという。

事件当時、職員室には、教員1人がデスクで事務作業をしていたという。

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母親「学校が安全な場所だと思えなくなった」

女児は副校長から解放されると、クラスメイトに職員室で起きたことを打ち明け、そのクラスメイトが担任教師に報告した。

放課後に女児を迎えに来た母親が女児から事件について聞き、担任のところに行くと、その場に居合わせた校長から28日に事実関係の説明をすると約束されたという。

両親は学校への不信感から28日にパウィナー財団に支援を求めた。

女児の母親は、「副校長にはこれまで娘のことで相談にのってもらっていたので裏切られた気持ちだ」「学校が安全な場所だと思えなくなった」と述べるなど、学校に対する失望は大きい。

また、これまで信頼してきた副校長からの虐待行為に女児が受けたショックは大きく、現在は一切外出せず一日中部屋に閉じこもっているという。

学校関係者の不祥事相次ぐ

先週、タイ東北部ペチャブン県の公立校の校舎内で、女子高生集団強姦事件が起こったばかりで、公立校での不祥事が相次いでいる。

同事件では、集団強姦事件を「双方合意による性行為」だと理解するよう、校長が被害を受けた女児らに強要、事件をもみ消そうとし、タイ教育省により引責異動させられている。

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