タイ東部チョンブリ県パタヤのプールヴィラで組織的なオンライン投資詐欺グループが一斉摘発された。タイ警察はインド人20名を現行犯逮捕——インド人被害者を狙った巧妙な国際詐欺の実態が浮かび上がった。
——タイ警察の捜査チームがパタヤ近郊のプールヴィラを急襲したところ、インド国籍の男20名が分業体制で詐欺業務を遂行していた現場を押さえた。被害者は主にインド国内の一般市民で、「高利回り投資」を謳い数十万〜数百万円規模の被害を与えていたとみられる。
押収された機材はスマートフォン数十台、ノートPC、偽造身分証明書、スクリプト(詐欺マニュアル)など。捜査員によれば、容疑者グループはビザ規定を悪用して観光客を装いながらタイ国内で組織的に活動していた。被疑者全員はチョンブリ県警に身柄を移送され、電子犯罪法などの違反容疑で取り調べが行われている。
タイは近年、整備されたインフラとビザ取得のしやすさを逆手に取った「詐欺拠点」となりつつある問題を抱えており、当局は取り締まり強化とともに宿泊施設への通報義務付けなどの対策も検討中だ。