逃亡中の寿司チェーンCEO、空港で逮捕

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スワンナプーム国際空港で逮捕されるメーター容疑者(写真中央)

日本食レストラン・チェーン「だるま寿司」が、大量の格安クーポンを販売後、全26店舗を閉鎖している問題で、タイ警察は6月22日午前11時ごろ、スワンナプーム国際空港で、逃亡先の米国から帰国した同チェーンのCEO、メーター・チャリンスック(39)を詐欺容疑などで逮捕した。

タイ警察によると、メーターは16日夜のフライトでタイを出国、UAEのドゥバイ経由で17日に米国に入国していたが、警察当局の説得に応じるかたちで、台湾経由で帰国したところ、待ち受けていた警察当局により身柄を拘束された。当初、友人と出国したとの報道があったが、一人で出国し一人で帰国したもよう。

タイ警察の取り調べに対し、メーターは「借金の取り立てから逃げるため米国へ逃亡した。資金繰りで問題があったため原価割れの格安クーポンを大量販売した」と供述。借金は総額1億バーツ以上とみられる。

「だるま寿司」のクーポン販売は、新型コロナが流行しはじめた2020年にメーターが所有する6店舗で開始。フランチャイズ店舗に順次運用が拡大され、2022年1月から大量販売を全店舗で行っていた。

「1日閉店」の看板が掲げられた「だるま寿司」のシーナカリン支店
だるま寿司のクーポン詐欺事件
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