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タイSET指数が続伸し1618ポイント突破、外国人が27億バーツ買い越し

タイ証券取引所(SET)の株価指数は9月7日、前日比23.24ポイント(1.46%)高の1618.82ポイントで取引を終えた。1600ポイントの節目を上回っての続伸となり、外国人投資家による買い越しが相場を押し上げた。

この日の総取引高は600億バーツ超に上った。外国人投資家は27億6500万バーツ余りの買い越しとなった一方、タイの機関投資家と個人投資家は売り越しに回った。市場関係者は「海外勢の資金流入が相場の下支え役になっている」と指摘する。

石油化学株が堅調、ハイテク関連にも買い

個別銘柄では、石油化学セクターのIRPCやPTTGCが上昇したほか、通信大手ADVANCも前日比3.18%高の357バーツまで買われた。エネルギー株ではPTTEPも小幅高となった。市場関係者は「対話型AIの新バージョン発表を材料に、AI関連の投資需要への期待が高まったことも押し上げ要因になった」と分析している。

この日はアジア株全体が堅調で、韓国市場が4%を超える上昇を記録するなど地域全体の投資家心理が改善したことも、タイ市場への資金流入を後押しした形だ。

アナリスト「短期的には強含みも過熱感に注意」

現地証券会社のアナリストは「外国人の買いが続く間は上値を試す展開が続きそうだが、短期的な過熱感には注意が必要」とコメント。今後の焦点は米国の金融政策動向や国内企業の四半期決算に移るとの見方を示した。

ここ数日の値動きを振り返ると、SET指数は9月1日の1595.16ポイントから、5日の売り越しでいったん1575ポイント台まで調整した後、外国人投資家の資金流入を背景に切り返す展開が続いている。ある地場証券のストラテジストは「ボラティリティは高いが、方向性としては緩やかな上昇トレンドを維持している」と話す。

節目の1600ポイントを上回ったタイ株式市場。外国人マネーの動向が、当面の相場の方向性を左右しそうだ。

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