8月2日、バンコク近郊ノンタブリ県のチャオプラヤ川で男性の遺体が浮いているのを付近の住民が発見しタイ警察に通報した。
タイ警察によると、遺体はバンコク都内ラックシー区に住む修理工の男性(34)で、男性は7月31日未明に2階建てタウンハウスの自室で妻の顔を枕に押し付け窒息死させた後、ノンタブリー橋からチャオプラヤー川に飛び込み自殺を図ったものとみられている。
男性のバイクがノンタブリー橋の上で放置されているのが発見されている。
男性の兄によると、事件当日午前3〜4時ごろ、弟から電話があり、「妻を殺した。これから川に飛び込む」と話していたという。
また男性の部屋からは遺書が見つかっており、「妻を愛しているが、妻を養っていくお金がない」と述べられているほか、両親と妻の親族への謝罪の言葉が示されていたという。
事件前日、弟夫婦が言い争いをしている様子はなかったと、男性と同居していた男性の母親と兄は供述している。
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