
ワールドカップが始まった。そして、タイのSNSは日本を応援していた。
FIFA ワールドカップ2026のグループリーグが開幕し、日本代表の戦いぶりがタイのSNSで連日大きな話題となっている。タイ代表は今大会の出場を逃しているが、タイ人サッカーファンの間では「アジア代表」として日本を応援する声が急増。「日本はアジアの誇り」「日本が勝つたびにアジア全体が嬉しい」といった投稿がXやFacebookでトレンド入りする事態となっている。
■ タイ人が日本代表に熱狂する理由
タイではサッカーの人気は高く、Jリーグへの注目度も年々高まっている。実際、タイ出身の選手が複数Jリーグでプレーしており、日本サッカーは「ライバル」でも「お手本」でもある存在だ。今大会でも日本の組織的な守備と高い技術力がタイ人の目を引いており、「日本の選手は本当に試合中ずっと走り続ける」「チームワークが素晴らしい」という技術的な分析コメントも多く見られる。
■ タイ人の声(SNSより)
- 「日本代表は本当に頑張っている。アジアとして誇らしい。W杯で活躍するたびにタイ人も元気になる」(Facebook / タイサッカーファンページより)
- 「日本が勝つとタイのSNSが盛り上がるのは何故?それはアジアのチームが勝つことが嬉しいから。タイがいなくても日本が代わりに戦ってくれている感覚」(X / @thaisoccerfan2026)
- 「日本の監督の采配と選手選びが本当に上手い。タイも見習うべきことが多い」(Facebook / タイ代表応援グループより)
- 「三笘、久保、前田、名前を全部知っている。Jリーグのファンだから当然」(TikTok / @thai_j_league_fan のコメント欄)
- 「アジアの国がW杯で活躍するたびに、いつか自分たちもという夢が大きくなる」(Pantip / タイサッカー掲示板スレッド「日本のW杯ベスト8への道」)
■ なぜタイ人は日本を応援するのか
タイと日本の文化的な親密さも背景にある。日本のポップカルチャー・アニメ・食文化への強い親近感は、スポーツにおいても「日本を応援したい」という感情に直結しやすい。タイ人にとって日本は「尊敬する国」の筆頭であり、国際舞台での活躍は文化的な誇りの代替体験として機能している側面もある。
また、タイではW杯2026の放送権交渉が長引いており(民間放送局ジャスミンがFIFAと交渉中)、無料で全試合を見られるかどうか不透明な状況が続いている。それでもタイ人はSNSのハイライト動画や速報を通じて日本の試合に夢中になっている。
■ 日本人へのメッセージ
タイのSNSを見ていると、海を越えた応援の声が日本に届いていることが伝わってくる。日本代表が活躍するたびに、タイではたくさんの人が喜んでいる——それを知っているだろうか。