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タイ大手銀行3行が第2四半期決算発表!KKP純利益50.6%増の大幅増益

タイの大手金融機関が相次いで第2四半期(4~6月期)の決算を発表し、明暗が分かれる結果となった。中でもキアットナーキンパトラ(KKP)は純利益が前年同期比50.6%増と大幅な増益を記録し、市場関係者を驚かせている。

KKPの決算資料によると、不良債権比率(NPL)は3.5%まで低下し、手数料収入も好調に推移した。同社は「与信の質の改善と、資産運用関連の手数料収入の伸びが増益を牽引した」と説明している。

一方、三菱UFJフィナンシャル・グループ(MUFG)傘下のクルンシィ(アユタヤ銀行)は上半期の純利益が169億1200万バーツとなり、前年同期比6.8%の増加を記録した。またLHフィナンシャルグループ(LHFG)も上半期純利益が15億4000万バーツに達し、前年比37%増と大きく伸びた。個人向け融資や中小企業向け融資の拡大が業績を押し上げた形だ。

市場では、好調な決算を受けて金融株全体への物色が強まる可能性も指摘されている。もっとも、個人消費の伸び悩みや家計債務の高止まりといった構造的な課題は依然として残っており、下半期以降も高い成長率を維持できるかが焦点となる。各行とも、リテール向け融資の質を維持しながら、いかに収益源を多角化できるかが今後のカギを握りそうだ。

アナリストは「世界的な金利動向や地政学リスクが依然としてくすぶる中、タイの主要銀行は総じて底堅い業績を維持している」と分析する。もっとも、米国の通商政策や中東情勢の緊迫化など外部環境の不透明感は根強く、後半期の業績動向にも引き続き注目が集まっている。

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