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タイ株SET指数は1613.78ポイントで週を終える、外国人は週間35億バーツの売り越し

タイ証券取引所(SET)指数は8月21日、1613.78ポイントで取引を終えた。前週末比では0.29%の上昇。振れ幅の大きい一週間だったが、最終的にはわずかにプラスを確保して着地した格好である。

週の始まりは強気だった。タイ国家経済社会開発委員会(NESDC)が発表した第2四半期GDPが警戒されたほど悪くなかったことを受け、銀行株を中心に買いが入った。国内景気の底堅さを確認する材料として市場は受け止めた。

売りに転じた後半

だが週の後半に入ると、外国人投資家の売りと中東情勢をめぐる不透明感が重荷になった。指数は上値を切り下げ、上昇分の多くを吐き出す展開となった。それでも週末にかけて買い戻しが入り、辛うじて前週を上回った。

売買代金は膨らんでいる。1日平均の売買代金は819億5462万バーツで、前週比12.53%の増加となった。値動きが荒くなったことで短期資金の回転が上がった形だ。

外国人は株と債券をそろって売り

投資主体別で見ると、外国人投資家はこの週、タイ株式を35億6000万バーツ売り越した。債券市場でも39億2300万バーツの売り越しとなっており、タイ資産全体から資金を引き揚げる動きが続いている。バーツが対米ドルで2カ月ぶりの高値をつけた週にもかかわらず海外勢が買いに回らなかったことは、通貨高の主因がドル側にあったことを示している。

タイ市場は今月に入り、電子部品株の変動が指数を大きく揺らす場面が目立った。デルタ・エレクトロニクス(DELTA)など時価総額の大きい銘柄の値動きが、指数全体を数ポイント単位で動かす構図が定着している。

来週の想定レンジ

市場関係者は、8月24日から28日の週について、SET指数が1600〜1655ポイントのレンジで推移すると予想している。同時期のバーツは1ドル=32.30〜33.00バーツが想定レンジだ。

タイ株は年初来、1600ポイント前後での往来が続いている。上抜けるには外国人の買い越し転換が欠かせないが、その材料はまだ見えていない。第2四半期の決算発表がほぼ出そろい、次の焦点は国内政治日程と海外金利に移りつつある。

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