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タイ・カンボジア国境の秘境遺跡「プラーサート・タークワーイ」が大ブーム!観光客殺到で周辺ビジネスも急成長

タイとカンボジアの国境地帯に位置するクメール遺跡「プラーサート・タークワーイ」が、今まさに空前のブームを迎えている。アンコール様式の石造建築が密林の中にそびえ立つこの遺跡は、長らく地元の人々だけが知る秘境だったが、SNSでの口コミ拡散を受けて全国から観光客が押し寄せるようになった。

遺跡はタイ東北部・スリン県の国境近くに位置する。カンボジア側にも同様のクメール寺院遺跡群が広がっており、この一帯は中世クメール帝国の影響が色濃く残る歴史的に重要な地域だ。タークワーイの遺跡自体は長年知られていたが、整備されたアクセス道路もなく、観光客がほとんど来ない穴場だった。

転機となったのは昨年末ごろ。タイ人旅行者がドローン撮影した遺跡の空撮映像がSNSに投稿され、その幻想的な美しさが話題を呼んだ。それ以降、週末ごとに多数のカーパッカーが現地を訪れるようになり、地元の飲食店や民宿も急速に増加している。地域の若者がガイドとして働き始めるなど、雇用面での恩恵も目に見えて広がっている。

地元住民は「こんなに人が来るとは思わなかった」と驚きを隠せない様子。一方で「観光地化が進みすぎて、遺跡が傷つかないか心配」という声もあり、文化財保護と観光振興の両立が課題として浮上している。タイ芸術局も現地視察を行い、保護措置の検討を始めたと地元メディアが伝えている。

タイ人のSNSでは「プラーサート・タークワーイは第2のアンコールワットになれる!」「地元経済が活性化して本当によかった」といった喜びの声がある一方、「商業化されすぎる前に行っておきたい」という声も多く、秘境ブームの宿命ともいえる葛藤が見られる。

歴史と自然が交差する国境地帯の秘境が、タイ旅行の新たな目的地として注目を集めている。訪れるなら、ユネスコ的な価値を持つこの遺跡の静けさがまだ残っている今かもしれない。

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