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スワンナプーム空港など4空港、乗継客向け新ツアー2027年始動へ

タイ運輸省は観光庁(TAT)など6機関と連携し、国際線の乗継客向けに短時間で楽しめる観光パッケージを開発していることが10月5日までに分かった。タイを地域の航空ハブとして定着させる狙いで、2027年初頭にスワンナプーム、ドンムアン、プーケット、クラビの4空港で試験的に始める計画だ。

対象となるのは乗継時間が6〜8時間以上ある国際線利用者で、スワンナプーム空港だけで年間約130万人の乗継客がいると見込まれている。日本からバンコク経由で第三国へ向かう旅行者や、逆に欧州方面からバンコク経由で日本へ向かう利用者にも関係するプランだ。

3つのコースを用意

観光庁が設計するのは「ガストロノミー」(タイ料理・ストリートフード体験)、「文化・歴史」(王宮やアユタヤ遺跡訪問など)、「ウェルネス」(スパやタイ式マッサージ)の3カテゴリー。運輸大臣は「クルーズ船の寄港地観光に似たコンセプト」と説明し、短時間の体験を通じて将来の本格的なタイ訪問につなげたい考えを示した。

日本人旅行者への実用情報

試験運用の初期段階では無料のインセンティブが提供される見通しで、長時間のトランジットを持て余していた旅行者には朗報となりそうだ。実施時期や申込方法の詳細は今後発表される見通しだが、バンコク乗継を使う際は入国スタンプの要否やビザの種類によって外出可否が変わる点に注意したい。短時間でも入国が可能なトランジットビザ免除の条件を事前に確認しておくと安心だ。

観光庁はこの施策について「クルーズ船が寄港地で数時間の観光を提供するのと同じ発想で、タイの魅力を短時間で体験してもらい、将来の本格的な訪問につなげたい」と説明している。乗継客向けの施策は近隣国でも導入例があり、タイは後発組として差別化を急いでいる状況だ。

対象空港と今後の展開

パイロット運用の対象となるのはバンコクのスワンナプーム空港とドンムアン空港に加え、南部の観光地であるプーケット空港とクラビ空港の計4カ所。日本から沖縄や関西経由でタイ南部へ向かう旅行者が、バンコクでの乗継時間を使ってプーケット観光の下見をするといった使い方も想定される。詳細な予約方法や料金体系は今後、観光庁の公式発表を待つ必要がある。

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