
タイエアアジア(FD)とタイエアアジアX(XJ)は、10〜12月の年末年始の観光繁忙期(ハイシーズン)に向け、運休していた路線の再開や増便を発表した。両社合わせて、アジア46都市・53路線を運航する計画だ。
このうちタイエアアジアXは日本路線を強化し、4都市合計で週46便を運航する。東京便は最大週21便、大阪便は最大週14便を予定。札幌便は10月1日に週4便で再開し、12月1日には週7便に増便される。名古屋便も10月2日に週4便で運航を再開する。このほかインドのデリー便(週4便)、カザフスタンのアルマトイ便(週4便)も予定されている。日本路線の拡充は、バンコクを拠点に日本各地を訪れたいタイ人旅行者にとって選択肢の広がりを意味する。
タイエアアジアはインド路線に力を入れ、コルカタ、アーメダバード、グワーハーティー、ハイデラバード、ラクノーへの便を10月末から11月中旬にかけて順次再開する。国内線ではチェンライ便も対象に含まれる。バンコク・クアラルンプール便は10月25日、プーケット・シェムリアップ便も同じく10月25日に再開予定だ。
同社の商業部門責任者、タンシッタヤー・アッカラウィットソムパイロット氏は、「第3四半期は燃料費の上昇や旅行需要の落ち込みで減便を余儀なくされたが、ようやく運航を再開できる準備が整った」と説明した。今回の路線網は東アジア17都市、東南アジア15都市、南アジア13都市、中央アジア1都市をカバーする。同社は今後も需要動向を見極めながら、路線網のさらなる拡大を検討していく方針だという。
タイを拠点とするタイエアアジアグループによる日本路線の大幅な増便により、年末年始にかけてタイと日本を行き来する旅行者にとって選択肢が広がりそうだ。日本を訪れるタイ人観光客だけでなく、バンコク経由で日本各地を巡りたい第三国の旅行者にとっても利便性が高まるとみられる。