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タイ通信最大手TRUEが6四半期連続増益、第2四半期の純利益66億バーツ DTACとの合併効果が本格化

バンコクのビル群と携帯電話の基地局アンテナ(イメージ)

タイの通信最大手TRUEコーポレーションが発表した2026年第2四半期決算は、純利益66億バーツ(前年同期比222.7%増)と大幅な増益を記録した。これで6四半期連続の増益達成となり、市場関係者からは「事業統合効果がようやく本格的に表れてきた」との評価が上がっている。

EBITDA(利払い・税引き・償却前利益)も前年同期比13.5%増と堅調に推移した。同社は増収に加え、コスト規律の徹底が功を奏したと説明しており、四半期配当として1株当たり0.15バーツ、総額約52億バーツの中間配当を実施する方針も明らかにした。

証券アナリスト「統合効果が本格化」

証券会社のアナリストは「TRUEとDTACの合併から時間が経ち、ネットワーク統合やコスト削減効果が損益計算書にはっきりと表れ始めた」と分析する。データ通信需要の伸びと顧客単価の改善も増益の追い風になったとみられる。

タイ証券取引所(SET)でもTRUE株は決算発表後に買いが優勢となり、投資家からは「配当と増益の両立は評価できる」との声が聞かれた一方、一部では「通信業界全体の競争激化が今後も続く中、この増益ペースを維持できるかは見極めが必要」と慎重な見方も出ている。

年後半の焦点は設備投資とデータ需要

同社は下半期についても、5G関連インフラへの投資と法人向けデジタルサービスの拡充を軸に成長を続ける方針を示している。タイの通信市場は人口減少と競争激化という逆風もある中、TRUEの決算は業界再編後の統合効果を占う試金石として、引き続き注目を集めそうだ。

タイの通信業界はここ数年、統合・再編が相次いだこともあり、投資家の関心は「統合後の効率化がどこまで利益に結びつくか」に集まってきた。今回の決算はその答えの一つを示した格好だ。

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