タイの離島アクセスがさらに進化!2026年、新フェリー路線とサービスが続々開始


タイ観光庁(TAT)と運輸省は、国内の離島観光をさらに活性化させるため、2026年度に向けた新たなフェリー路線の開設と、既存サービスのアップグレードを発表しました。

今回の目玉は、これまで移動に時間がかかっていた地域への「高速艇(ハイスピード・フェリー)」の導入と、環境に配慮した「電動フェリー(e-Ferry)」の運行エリア拡大です。

1. 注目される新路線と利便性の向上

特に注目を集めているのは、タイ南部スラタニ県の本土と、世界的な人気を誇るサムイ島・パンガン島・タオ島を結ぶ路線の強化です。

  • 最新の運航スケジュール: 大手フェリー会社「Lomprayah(ロンプラヤ)」などは、2026年版の最新タイムテーブルを公開し、観光客の増加に合わせて増便を決定しました。
  • アクセスの短縮: 新しい高速フェリーの導入により、本土のドンサック港からサムイ島までの所要時間がさらに短縮され、旅行者の滞在時間を最大化させることが期待されています。

2. サステナブルな旅「電動フェリー」の導入

タイ政府が進める「BCG(バイオ・循環型・グリーン)経済モデル」の一環として、バンコク周辺や主要な島々で電動フェリーの導入が進んでいます。

  • クリーンな移動: 騒音と排出ガスを抑えた電動フェリーは、海洋生態系の保護にも繋がります。今後はプーケットやパタヤ周辺の離島航路への本格導入も検討されており、観光の質を向上させる狙いです。

3. 燃料高騰に伴う運賃改定とサービスの質の向上

一方で、世界的な燃料価格の高騰を受け、2026年4月よりチャーン島やサムイ島など一部の主要航路で運賃の改定(値上げ)が実施されました。

  • 運賃の変更例: チャーン島行きの大人運賃が80バーツから130バーツへ引き上げられるなど、10年ぶりの改定が行われています。
  • サービスへの還元: 事業者側は、運賃改定により得られた収益を「船体のメンテナンス強化」や「Wi-Fi完備の待合ラウンジ」といった顧客サービスの向上に充てるとしており、より快適な船旅が提供される予定です。

旅行者へのアドバイス

2026年は観光客の回復に伴い、ピークシーズン(12月〜4月)のチケット予約が困難になることが予想されます。特にサムイ島やパンガン島のフルムーンパーティー期間などは、オンラインでの事前予約が推奨されています。

また、将来的にはサムイ島と本土を結ぶ「海上橋計画」も進んでいますが、完成は2034年頃となる見込みであり、当面はフェリーが島へのメインアクセスとして重要な役割を担い続けます。

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