スポンサーリンク
スポンサーリンク

タイ東北部シーサケート県のパーモーイーデーン、国境紛争後1年4カ月ぶり試験再開、1日700人限定

タイ東北部シーサケート県カントララック郡にある展望地「パーモーイーデーン」が、2026年10月17日から試験的に再開された。カオプラウィハーン国立公園内にあるこの展望地は、2025年7月のタイ・カンボジア国境での武力衝突を受けて約1年4カ月にわたり閉鎖されていた。タイ・カンボジア国境地帯の観光地に関心がある旅行者にとって、現地の状況を知るうえで参考になる動きだ。

当面は週末のみ、1日700人に制限

地元紙カオソッドによると、再開は当面土曜と日曜に限られ、1日の入場者数は700人までに制限されている。初日の朝には定員を超える800人以上が登録を待つ列をつくるなど、反響は大きかった。反応が良く現地情勢が落ち着いていれば、今後は毎日開放することも検討されるという。開場時間は午前6時から午後4時30分までで、入場前には村での登録と身分確認が必要になる。

アクセスと見どころ

最寄りの村ブームチョーロンで受付を済ませた後、駐車場から展望地までは徒歩約30メートルと手軽に到達できる。雲海や日の出の景色が知られるほか、ラン・ハックやラン・コットといった周辺スポット、少数民族の伝統舞踊が披露されるプラサート・ドーン・トラウェル遺跡も人気を集めている。国境地帯のため、現地の案内所や国立公園当局の最新情報を事前に確認してから訪れるのが安全だ。

再開を待ちわびた地元の声

再開初日には、ウボンラーチャタニー県から母親を連れて訪れた女性が、約10年前にも訪れた思い出の場所だと話し、国境情勢が落ち着いた後の現地の様子を見たかったと語った。受付や警備には国立公園職員に加え、国境警備隊や軍部隊、郡の行政職員もあたっており、安全確保を優先しながら段階的に開放する姿勢がうかがえる。シーサケート県はタイ東北部の中でも遺跡や自然景観が豊富なエリアで、国境情勢の推移とあわせて今後の開放日拡大にも注目が集まる。国境周辺の観光地は情勢によって急に閉鎖されることもあるため、訪問を計画する際は出発直前まで現地の最新情報を確認する習慣をつけておきたい。

タイトルとURLをコピーしました