タイ北部チェンマイ県チョムトーン郡のドイ・インタノン国立公園で18日朝、山頂の最低気温が9度まで下がった。タイ最高峰として知られる山頂一帯には、日の出と雲海を目当てにタイ人と外国人の旅行者が早朝から詰めかけた。デイリーニュースやタイラットなどタイ各紙が伝えた。
国立公園の発表によると、18日朝の気温は山頂が9度、人気の展望地キウ・メーパーンが12度だった。前日17日の入園者は2830人で、内訳はタイ人2212人、外国人618人。山頂へ向かった車両は897台に上った。公園側は、冷え込みが続く今後さらに人出が増えるとみている。
雲海と日の出が見ごろに、早朝の山頂は真冬の装い
ドイ・インタノンは標高2565メートルで、タイの「寒季」の訪れを最初に告げる場所として毎年注目を集める。山頂は1桁台の冷え込みとなり、ダウンジャケットや手袋が欠かせない。朝方は山肌を覆う雲海が広がり、日の出の時間帯に撮影を楽しむ人が多い。
一方で、タイ気象局は18〜25日にかけて南部や東部、バンコク、東北部、中部での大雨に警戒を呼びかけている。北部の山岳地帯でも天候が急変しやすく、雨の後は濃霧が発生しやすい点に注意が必要だ。
山道は低速ギアで、濃霧時は減速を
公園の広報は、山頂に向かうドライバーに対し、坂道では低いギアを使い、霧が濃い区間では速度を落とすよう呼びかけている。安全確保と来訪者の支援のため、職員を配置しているという。山頂への道はカーブと急勾配が続くため、レンタカーやバイクで向かう場合は運転に慣れていることが前提になる。
日本からの旅行者は、チェンマイ市内からツアーや運転手付きの車を利用するのが一般的だ。チェンマイ市内からは車で片道2時間前後を見込みたい。日の出を狙うなら未明の出発が必要で、前夜は山麓の宿に泊まる選択肢もある。入園料は外国人向けの料金が設定されているため、出発前に国立公園局の案内で最新の金額を確認しておくと安心だ。
寒季の北部は乾季に入り旅行のベストシーズンを迎えるが、年末にかけて航空券とホテルの料金が上がりやすい。チェンマイ行きを検討しているなら、早めの手配が得策だ。