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「おまえの個人情報が犯罪に使われている」、中国人2人逮捕 アパート天井裏からSIMボックス2台押収

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バンコク都ドンムアン区シーカン地区の日貸し部屋「バナナ」6号室で10月30日夜、警察が無許可の通信機器(SIMボックス)2台を天井裏から発見し、中国籍の男2人を逮捕した。逮捕されたのは29歳の男と35歳の男で、無許可の無線通信機器の共同所持・設置の容疑がかけられている。

「おまえの個人情報が犯罪に使われている」。警察関係者によると、被害者はこうした偽の通話やLINEメッセージで信用を失わせられ、「マネーロンダリング事件への関与を調べる」という名目で資金を振り込まされていたという。

ノンタブリー市の被害届から特定

捜査は、ノンタブリー市警察署とバーンラワイ警察署に寄せられた2件のオンライン詐欺の被害届をきっかけに動き出した。通信会社の職員を装う詐欺師が「個人情報が不正利用されている」と電話をかけ、被害者をだまして送金させる手口で、2件の被害総額は9万4022.63バーツ(約44万円)に上る。被害者側の情報から手がかりをつかんだ警察の特別捜査部隊が、ドンムアン区の部屋を特定して捜索に踏み切った。

容疑者は否認、鑑定の行方

現場からはSIMボックス2台に加え、Wi-Fiルーターや中継器、防犯カメラ、タイマー付き電源タップなどが押収された。2人は「プラチンブリーの工場で働く予定だったが、パスポートを失くして再発行のために部屋を借りた」と説明し、SIMボックスについては知らないと容疑を否認しているという。中央科学捜査局が指紋とDNAの鑑定を進めており、身柄はドンムアン警察署に引き渡され取り調べが続いている。

外国人が関わる通信詐欺の広がり

タイでは近年、外国人が国内の民泊やコンドミニアムを拠点にSIMボックスを設置し、国際的な詐欺グループの通信インフラとして使う事件が相次いで摘発されている。在住者・旅行者も「知らない番号からの金融関連の着信」には安易に応じず、不審な場合は警察や銀行の公式窓口で確認することが基本的な自衛策となる。

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