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タイ通信大手TRUE、純利益67億バーツで7四半期連続最高益、中間配当0.16バーツ

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タイ証券取引所(SET)上場の通信最大手トゥルー・コーポレーション(TRUE)は11月2日、2026年第3四半期(7〜9月)の決算を発表した。純利益は67億バーツ(約315億円)で前年同期比約324%増となり、7四半期連続で増益を記録、四半期ベースで過去最高を更新した。一時的な特別要因を除いた実質ベースでも約70億バーツ(約329億円)に達している。

取締役会は同時に、1株あたり0.16バーツの中間配当を承認した。配当総額は55億バーツ(約259億円)で、配当性向は83%に上る。権利確定日(XD)は11月13日、株主名簿の確定(レコードデート)は11月16日、支払いは12月1日の予定だ。

増益の背景、7四半期連続の理由

TRUEは2023年のTrue Move H(トゥルー・ムーブ・エイチ)とdtac(ディータック)の経営統合以降、ネットワーク統合やコスト削減を進めてきた。顧客基盤が安定し、通信料収入とデジタルサービス収入の両方が伸びたことが増益の主因とされる。前期(4〜6月)比でも約1.8%の増益となり、成長が継続している。

通期見通しと株式市場の反応

会社側は2026年通期の目標として、サービス収入成長率1〜2%、EBITDA成長率7〜9%、設備投資(CAPEX)250億〜270億バーツ(約1175億〜1269億円)を維持すると説明した。タイの通信セクターは外国人観光客の持ち直しやデータ通信需要の拡大を背景に堅調な決算が相次いでおり、TRUEの増配発表はタイ株式市場全体の投資家心理にも影響を与えそうだ。

日本の投資家が確認しておきたいポイント

タイ株はSET(タイ証券取引所)に上場する通信・エネルギー・銀行などの大型株が市場全体を牽引する構造になっており、TRUEのような時価総額の大きい銘柄の決算はSET指数全体の値動きにも波及しやすい。日本から海外株投資を行う場合、タイ株は現地証券口座の開設が必要になるケースが一般的で、配当にかかる現地源泉税(通常10%)についても事前に確認しておくとよい。配当の権利確定日・支払日のスケジュールを把握しておくことも、投資判断の材料になる。

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