タイのコンビニエンスストア大手ローソン108は、12通貨に対応した自動両替機をスクンビット22支店を含む一部店舗に導入したと発表した。最短1分程度で両替が完了する仕組みで、日本円を含む主要通貨からバーツへの両替、あるいはバーツから日本円への両替が、銀行や両替商の窓口に並ばずに行えるようになる。
現在のタイバーツと日本円の為替レートはおおむね1バーツ=4.7円前後で推移している。例えば1万円を両替すると、手数料を除いた単純計算では約2130バーツとなる計算だ。日本人旅行者や在住者にとって、コンビニでの両替は空港や繁華街の両替商に比べて利用時間の制約が少なく、深夜や早朝でも対応できる店舗があるのが利点となる。
自動両替機の仕組みと対応通貨
自動両替機は紙幣を投入すると、機械が通貨を自動判別してレートを表示し、利用者が確認のうえでバーツを受け取る仕組みで、対応通貨は日本円、米ドル、ユーロ、英ポンド、人民元、シンガポールドルなど主要12通貨。従来、両替は窓口での対面対応が中心だったが、機械化によって待ち時間の短縮と営業時間の拡大が期待される。
両替方法の選択肢が広がる
タイでの両替手段としては、銀行の両替窓口、スーパーリッチなどの専門両替商、クレジットカードのキャッシング、国際ブランドのデビットカードでの現地ATM引き出しなど複数の選択肢がある。一般的にレートが良いのは専門両替商だが、営業時間が限られる店舗も多い。コンビニの自動両替機は、レートの面では専門両替商に及ばない可能性があるが、利便性を重視する旅行者には選択肢の一つとなりそうだ。
導入店舗数や具体的な手数料、レートの詳細については現時点で各メディアの報道に明記がなく、今後の追加情報を待つ必要がある。両替の際は、機械に表示されるレートと実勢レートを比較したうえで利用するのが賢明だろう。