王毅外相がバンコク訪問、アヌティン首相と1時間以上会談 カンボジア仲介に意欲示す

中国の王毅外相は4月24日、タイのバンコクを公式訪問し、アヌティン・チャーンウィラークン首相と約1時間以上にわたって会談した。両国の二国間パートナーシップの強化、カンボジア情勢、および国境を越えた組織犯罪(特にオンライン詐欺)の撲滅などを主要議題として討議した。

王毅外相は、カンボジアとの国境問題で緊張が続くタイに対し、「カンボジアはもはや戦いを望んでいない」と伝え、中国が両国の対話再開を後押しする意向を示した。先週、王氏はカンボジアを訪問しており、「カンボジアの詐欺拠点は根絶されなければならない」と明言。越境オンライン詐欺の温床となっている組織への対策強化を求めた。

タイ・カンボジア間は今年初頭以来、国境地帯での小競り合いが散発的に発生しており、外交関係の回復が急務となっている。アヌティン首相は「信頼回復には時間がかかるが、対話の窓口は常に開いている」と述べた。

会談後、アヌティン首相は王毅外相をバンコク市内の軌道電車に案内し、昼食を共にするなど友好的な雰囲気を演出。王毅外相の4月22〜26日の東南アジア歴訪(カンボジア、タイ、ミャンマー)の中で、タイ訪問が最も注目を集めた。

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