タイ気象局と防災・災害救援局は、10月4日から7日にかけて全国77県を対象に大雨・強風・急な浸水・土砂崩れへの注意警報を発表した。バンコク都も対象に含まれており、この時期にタイを訪れる日本人旅行者は、移動計画や宿泊先の立地を事前に確認しておく必要がある。
気象局が10月2日17時に発表した第3号警報によると、警戒対象地域は日によって異なる。10月4日は北部上部と東部、東北部。5~6日は北部、中部、バンコクとその周辺、東部、南部上部。7日は北部・中部西部、南部とされている。雷雨や強風、豪雨による洪水や土砂崩れ、特に低地での浸水に注意するよう呼びかけている。
防災当局も24時間態勢で警戒
防災・災害救援局のニラット・ポンシッタウォン副局長は10月2日20時22分、北部17県、東北部20県、中部・西部26県、南部14県の合計77県に対し、地方自治体に住民への事前警告、一時避難所や食糧・飲料水の準備を指示したと明らかにした。24時間態勢での監視体制構築も指示されている。バンコクでは既に9月末からの大雨で広い範囲が冠水しており、今回の警報はその状況に追い打ちをかける形となる。
旅行者が注意すべき点
気象局は、屋外や大木の下、強度の低い看板の近くを避けるよう勧告している。日本から訪れる旅行者にとっては、空港送迎や市内交通が大雨で遅延・冠水する可能性があるため、フライトの前後に余裕を持った日程を組むこと、道路が冠水しやすい低地のホテルを避けることが実用的な対策になる。問い合わせ先は気象局(0-2399-4012-13)のほか、24時間対応の1182番が案内されている。