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タイSET指数は1584.63で小幅続伸、石油化学・電力株に買い、売買代金は736億バーツ

タイ証券取引所(SET)のSET指数は10月7日、前日比2.41ポイント(0.15%)高の1584.63で取引を終えた。小幅ながら続伸した。日中の高値は1590.74、安値は1573.22。売買代金は736億4847万バーツ(約3460億円)だった。

経済紙クルンテープトゥラキットによると、相場をけん引したのはエネルギー、石油精製、石油化学の銘柄だ。原油価格の高止まりを背景に、タイ石油(TOP)、サイアムセメント(SCC)、PTTグローバルケミカル(PTTGC)が買われた。データセンター投資の具体化や、今月にも進展が見込まれる電源開発計画(PDP)への期待から、工業団地のWHAや発電のBGRIM、GPSC、WHAUPにも買いが入った。

売買代金上位はDELTA、SCCは6%高

売買代金の首位は電子部品大手デルタ・エレクトロニクス・タイランド(DELTA)で、終値は4バーツ(約19円)安の268バーツ(約1260円)だった。2位のSCCは15バーツ(約70円)高の265バーツ(約1250円)と6.00%上昇した。コンビニ大手CPオール(CPALL)は42.50バーツ(約200円)で変わらず。サイアム商業銀行(SCB)は2バーツ(約9円)安の146バーツ(約690円)、タイ石油公社(PTT)は1バーツ(約5円)安の40.50バーツ(約190円)だった。

市場関係者はSCCの上昇と石油関連株の上昇を指数の支えとみる一方、新たな大きな材料はなく、米長期金利の高止まりが上値を抑えたと分析した。8日の相場は1565〜1570を下値、1590〜1595を上値のめどとするもみ合いを予想している。

洪水、米金利、FOMC議事録が焦点

ブアルアン証券のピリヤポン・コンワニット氏は「タイ株は終日プラス圏で推移できた」と述べたが、全体のトレンドは横ばいで、引けにかけて利益確定売りが出たと指摘した。注目点として、国内の洪水が収まっていないこと、米国債利回りの高止まり、7日夜に公表された米連邦公開市場委員会(FOMC)の議事録の3つを挙げた。戦略は業績と財務の良い個別銘柄を選んで買う「セレクティブ・バイ」とし、PTTGCや発電株のBGRIM、GPSC、WHAUP、GUNKULの回復に期待を示した。

日本の個人投資家がタイ株に投資する場合、日本の証券会社を通じた個別株の取引や、東京証券取引所に上場するタイ株ETFなどの方法がある。円安局面では、円換算のリターンが為替で大きく変わる点に注意が必要だ。10月13日と23日はタイの祝日で、SETの取引の有無は事前に確認しておきたい。

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