毎週1軒、タイのビュッフェを忖度なしで斬っていく本連載。前回はキングクラブにロブスターが並ぶ1人2,000バーツ超えの高級ホテルビュッフェを紹介したが、読者からは「そろそろ財布に優しい店を頼む」という悲鳴が聞こえてきそうだ。
お待たせした。第5回は振り切って“激安”でいく。その額、なんと289バーツ。しかもジャンルは焼肉、それも本格的な日本式ヤキニクだというのだから穏やかではない。

289バーツでカルビもハラミもタンも!?
今回の主役は「Seiko-en Yakiniku by San Kyu(セイコーエン)」。バンコク北部サイマイ地区のコミュニティモール「サイマイ・アベニュー」に店を構える、日本式焼肉の食べ放題店だ。
タイのSNSやレビューアプリで「この値段でこの肉!?」と話題になっているのがこの店。口コミを見ると、食べ放題の肉はカルビ、ハラミ、牛タン、豚バラ(サムチャン)、鶏肉、ホルモンとひと通りそろう。とりわけカルビは「焼くと脂がちょうどいい」と評判で、牛タンを生野菜で巻いて食べるのが通の楽しみ方らしい。
サイドメニューも抜かりなし
激安店にありがちな「肉だけ」ではないのもポイント。味噌汁、海藻サラダ、ガーリックライス、ハラミを使ったタイ風の和え物(ヤム)、つけダレは2種類。締めにはココナツアイスまで用意されている。日本式の焼肉にタイ流のアレンジをちょい足しした、なんとも“ちょうどいい”ラインナップなのだ。

ドリンク込みでも400バーツ以下
料金はビュッフェ289バーツ。ソフトドリンクのおかわり自由(49バーツ)を付けても、レビューによれば税込みで計362バーツ。制限時間は2時間(オーダーは1時間半まで)で、営業は毎日11:00〜22:00だ。
第1回のCopper Beyond Buffetなら、この店に5回以上通える計算。「タイの物価、恐るべし」と唸らされる価格設定である。
編集部的「攻略のツボ」
- オーダーは序盤に“まとめ打ち”。ラストオーダーは入店から1時間半。カルビとハラミは最初にしっかり頼んでおくのが吉。
- ガーリックライスは後半に。炭水化物で胃を埋めるのは肉を堪能してから。これ、食べ放題の鉄則なり。
- 車で行くのが便利。店舗はバンコク北部のサイマイ地区。駐車場があるので、郊外在住者や週末ドライブのついでにも寄りやすい。
結論:“給料日前”の強い味方
ホテルビュッフェのような華やかさはない。だが「とにかく肉が食いたい、でも金はない」という、全サラリーマン共通の切実な欲求に真正面から応えてくれるのがこの店だ。都心からは少し遠いが、わざわざ行く価値のある“コスパの暴力”である。
次回は同じ焼肉でも韓国式。タイ全土のショッピングモールに展開する、あの炭火焼きチェーンに迫る!
| 店名 | Seiko-en Yakiniku by San Kyu(サイマイ・アベニュー店) |
| 場所 | Soi Sai Mai 80, Sai Mai, Bangkok(サイマイ・アベニュー内) |
| 営業時間 | 毎日 11:00〜22:00 |
| 料金 | 289バーツ(ドリンクおかわり自由+49バーツ) |
| 制限時間 | 2時間(オーダーは1時間半まで) |
| 電話 | 062-995-2535 |
※料金・営業時間は執筆時点の公開情報・口コミに基づくもので、変更される場合があります。最新情報は店舗でご確認ください。
※記事中の画像はAI(Gemini)で生成したイメージです。実際の店舗・料理とは異なります。