タイのLCC(格安航空会社)タイ・ベトジェット(Thai VietJet)が、年末の繁忙期と冬ダイヤに向けて、バンコク(スワンナプーム空港)と日本を結ぶ路線の増便を発表した。バンコク―東京(成田)線は11月6日から、バンコク―大阪(関西)線は11月13日から、それぞれ便数が増える。日本から年末年始にタイ旅行を計画している人にとっては、往復の予約が取りやすくなりそうだ。
同社の発表によると、バンコク―成田線は現在の週7便(1日1便)から週11便に増便される。バンコク―大阪(関西)線は週4便から週7便、つまり1日1便の毎日運航体制に切り替わる。あわせて、国内線でも最大25%の座席数増加や、プーケット―チェンライ線の再開などを行い、年末商戦に備えるとしている。
国際線は17路線、アジア太平洋を中心に展開
タイ・ベトジェットは現在、中国、日本、ベトナム、韓国、マレーシア、カンボジアなどアジア太平洋地域を中心に17の国際線を運航している。今回の増便は、国際線全体で最大10%の座席数増加につながる計画の一部で、年末の高需要期(ハイシーズン)に合わせたものだ。日本路線については、成田線・関西線のほかの便数詳細は明らかにされていないが、両路線とも実質的に増便されることで、年末年始の便の選択肢が広がる。
国内線も強化、地方都市への乗り継ぎが便利に
国内線では、スワンナプーム発でチェンマイ(1日最大12便)、プーケット(10便)、クラビ(5便)などの主要観光地への便数が多く設定されている。日本からタイに到着した後、チェンマイやプーケットなど地方の観光地へ足を延ばす旅行者にとっては、乗り継ぎの選択肢が増えることになる。
年末年始のタイ旅行は例年、航空券の価格が上昇しやすい時期にあたる。増便によって供給座席数が増えることで、価格競争が働き、料金が落ち着く可能性もある一方、人気の日程は早期に埋まりやすいため、早めの予約が無難だ。
他社も増便の動き、冬ダイヤは混雑緩和に期待
日本―タイ間の路線は、タイ国際航空など他の航空会社も冬ダイヤに合わせて便数を調整する動きを見せている。複数の航空会社が同時期に増便することで、年末年始の予約の取りづらさが例年より緩和される可能性もある。ただし、クリスマスから年明けにかけての最繁忙期は依然として予約が集中しやすいため、日程に余裕がある場合は早めの手配が望ましい。