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タイ株、大手銀行株は軟調も0.39%高の1610ポイント台に上昇、海外勢は14.5億バーツ売り越し

タイ証券取引所で23日、SET指数は前日比6.26ポイント(0.39%)高の1610.70ポイントで取引を終えた。取引時間中は1602.86ポイントから1612.70ポイントの間で推移し、売買代金は644億1426万バーツに達した。

時価総額の大きい主力銘柄では明暗が分かれた。電子部品大手のデルタ・エレクトロニクス(DELTA)は前日比4.00バーツ高の256.00バーツとなり、65億2679万バーツの売買代金でこの日の取引をけん引した。一方、大手銀行株は軟調で、カシコン銀行(KBANK)は2.00バーツ安の255.00バーツ、サイアム商業銀行(SCB)も2.00バーツ安の156.00バーツで終えている。資源大手のPTT探査生産(PTTEP)も1.00バーツ安の148.00バーツと値を下げた一方、国営石油のPTTは42.00バーツで横ばいだった。

外国人投資家は売り越し、国内勢が下支え

投資家動向を見ると、外国人機関投資家は14億5000万バーツの売り越しとなった一方、国内の機関投資家や証券会社の自己勘定は買い越しに回り、相場全体を下支えした格好だ。ハイテク関連銘柄への物色が続く中、値がさ株のDELTAが指数全体を押し上げる構図は、ここ最近のタイ株市場でたびたび見られる展開となっている。

金融株の重荷、今後の焦点に

銀行株の軟調な動きの背景には、金利動向や貸出成長率への懸念があるとの見方が市場関係者の間で出ている。タイ経済の回復ペースが緩やかにとどまる中、輸出関連やハイテク株への資金シフトが続くかどうかが、今後の相場の方向性を左右しそうだ。投資家は米国の金融政策や国内の政局動向にも引き続き目を配る必要がありそうだ。

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