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バンコクMRTブルーラインで線路火災 ショートが原因か

9月20日午後0時20分ごろ、タイの首都バンコクの都市鉄道MRTブルーラインのタオプーン駅付近で、「線路付近から火が出ている」との通報があった。現場は同駅とバーンポー駅の間の高架区間で、消防隊が消火にあたり、火は消し止められた。けが人は出なかった。運営会社のバンコク・エクスプレスウェイ・アンド・メトロ(BEM)は当初、全駅で運転を見合わせた。同社は同日午後6時20分ごろ、21日にはタオプーン駅から都心方面を通常通り運行すると発表した。

午後1時15分ごろには駅の電源設備室で火災報知器が作動し、煙が確認された。当局が調べたところ、炎はなく、煙と電気のアーク放電による焦げ跡が見つかった。火花が落下し、駅の下に駐車していたバイク1台が軽微な被害を受けた。

運行への影響は広がった。バーンオー駅からカムペーンペット駅までの区間は、同日は運休が続いた。政府はバンコク大量輸送公社(BMTA)の予備バスを手配して代替輸送にあたった。一部の駅では最大約60分の遅れも出た。

出火原因について、タオプーン警察署の署長は「軽微な火災」との認識を示したうえで、制御盤が高温になってショートし、出火したとの初期見方を明らかにした。一方、タイ大量高速輸送公社(MRTA)の総裁は、大雨で給電レール付近の湿度が高まり、ショートした可能性があるとの見方を示した。BEMも雨による湿気が原因とみている。いずれも初期段階の見方で、詳しい原因は調査中という。

SNSでは、爆発の後に高熱で溶けた線路が高架下の道路に流れ出したとする動画が拡散している。ただ、消防や警察、BEMなどの当局はこうした被害を発表しておらず、投稿の真偽や撮影の時刻・場所は確認できていない。

運輸副大臣が現場を視察し、鉄道局やMRTAなどに、システムの点検と対応を急ぐよう指示した。BEMは損傷した部分の修理を20日夜に急ぎ、MRTAなど関係機関が安全を確認したうえで運行を再開する。

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