
タイ全土に店舗網を持つコンビニエンスストア大手セブンイレブンが、新商品として四川風の汁なし担々麺「タンタンミエン」を売り出した。挽き肉を使った痺れと辛みが特徴の麺料理で、同社の新商品ページで最新の目玉商品として紹介されている。
「タンタンミエン」は、中国・四川料理の担々麺をベースにした汁なしタイプの麺料理で、挽き肉と特製の辛味ソースを絡めて食べるスタイルが特徴だ。近年、タイの都市部ではピリ辛系や本格中華風の味付けを求める消費者が増えており、コンビニ各社は手軽に楽しめる本格志向のメニュー開発にしのぎを削っている。今回の新商品も、そうした需要を取り込む狙いがあるとみられる。
コンビニ各社、麺類の新商品競争が激化

タイのコンビニ業界では、即席麺や冷蔵麺の新商品投入が相次いでおり、価格帯やボリューム、辛さのレベルなどで各社が差別化を図っている。セブンイレブンは全国に広がる店舗網を生かし、新商品を短期間で全国展開できる強みを持つ。今回の「タンタンミエン」も、発売後の売れ行き次第では定番商品として定着する可能性がある。
日本人在住者・旅行者にも手軽な選択肢
タイ国内に住む日本人や旅行者にとっても、コンビニで手軽に本格志向の麺料理を楽しめる商品の存在はありがたい選択肢となりそうだ。具体的な価格や取り扱い店舗の詳細は現時点で公式発表されていないが、順次店頭に並ぶ見通しとみられる。今後も蒸し暑い気候の中で食べやすい商品や、地域の味覚を意識した新商品の投入が続きそうだ。
タイの「中華風コンビニフード」人気が拡大
タイでは近年、担々麺や麻婆豆腐といった四川料理由来のピリ辛メニューが若年層を中心に人気を集めており、コンビニやファストフード各社もこうしたトレンドを商品開発に取り入れる動きを強めている。手頃な価格で本格的な味を再現できるかどうかが、消費者の支持を得られるかの分かれ目になりそうだ。セブンイレブンとしても、今回の新商品を足がかりに、今後も中華・アジア料理をモチーフにした商品展開を続けるとみられる。