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タイ国際航空、手荷物5600個が滞留 72時間以内の解消目指す

タイ国際航空(THAI)は、バンコクのスワンナプーム国際空港で約5600個の手荷物が滞留している状況を明らかにした。記録的な豪雨による洪水が空港の運用能力に影響を及ぼすなか、同社は72時間以内に滞留手荷物をすべて解消する目標を掲げ、Facebookや公式サイトで進捗状況を随時公表する方針を示した。

1日110便から30便へ大幅減便

同社は現在、通常1日あたり110便としていた運航を約30便にまで削減し、全体の運用能力を30~40%程度に一時的に引き下げる対応を取っている。洪水によるスタッフの出勤困難や地上作業の遅延が重なり、手荷物処理能力が需要に追いつかない状態が続いているとみられる。

同社の最高経営責任者は、一部で報じられた従業員によるストライキや委託業者による意図的な妨害といった見方を強く否定した。滞留の根本原因について、「予想を上回る過度な業務負荷が原因だ」と説明し、意図的なサボタージュではないことを強調した。

空港当局・国防省から100人規模の応援

手荷物処理の遅れを解消するため、空港当局と国防省からは合わせて約100人規模の人員が現場に派遣されている。さらに、タイ郵便を含む3つの輸送業者が手荷物の配送業務を支援する体制を敷いており、官民一体となった対応が進められている。

スワンナプーム空港では洪水の影響で欠航や遅延が相次いでおり、手荷物の滞留はその余波の一つといえる。タイ国際航空にとっては、洪水対応と並行して顧客対応の信頼回復が急務となっており、今回掲げた72時間以内という目標を達成できるかどうかが、今後の企業イメージを左右しそうだ。乗客の間ではSNSを通じて手荷物の受け取り状況に関する情報交換も活発化しており、同社の進捗発表への注目度は高まっている。

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