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中国チェリー、タイでプラグインハイブリッドV27発売、価格99万9900バーツ(約469万円)から

中国の自動車大手チェリーは、タイ国内でプラグインハイブリッド車(レンジエクステンダーEV)「V27」の納車を10月1日から開始した。価格は2WDの「プライド」グレードが99万9900バーツ(約469万円)、2WDの「プライム」が115万9900バーツ(約544万円)、4WDの「プレスティージ」が125万9900バーツ(約591万円)からで、いずれも3万バーツの値引き後の価格となっている。

V27は1.5リットルターボガソリンエンジンを発電用に搭載し、電気モードのみでは最大165キロメートル(NEDC基準)、ガソリンと電気を併用した場合は合計で1000キロメートルの航続が可能とされる。上位の4WDプレスティージはデュアルモーター駆動で最高出力455馬力、最大トルク505ニュートンメートルを発生し、停止状態から時速100キロメートルまで6秒で加速する性能を持つ。

タイでの現地生産は2027年から

チェリーは2026年の「ビッグ・モーター・セール」やロードショーイベントでV27を初披露しており、会社側によると発表後すでに1500件を超える購入意向の登録があったという。現時点では輸入車として販売されているが、2027年にはタイ国内での現地組立生産を開始する計画で、価格競争力のさらなる向上が見込まれている。

タイのEV・PHEV市場の競争激化

タイでは中国系メーカーを中心にEVやプラグインハイブリッド車の投入が相次いでおり、消費者の選択肢は急速に広がっている。一方で、充電インフラの整備や、洪水時にEV・PHEVが安全に走行できるかといった実用面の課題についても関心が高まっており、メーカー各社には性能競争だけでなくアフターサービス網の拡充も求められている。

折しもタイでは大規模な洪水が続いており、EVやPHEVが浸水時にどこまで安全に走行できるか、電装系統への影響はないかといった実用面への関心も高まっている。チェリーを含む各メーカーは、性能やデザインの訴求に加えて、災害時の安全性に関する情報発信も求められる局面に入っている。

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